
4月19日、昨今話題の生成AIを体験しようということで、ネストラボ京都駅前にて「AIを使って漫画を作るワークショップ」を開催いたしました。
職業指導員よる簡単なレクチャーの後、ChatGPTの画像生成機能を使って1P漫画を生成しました。
ChatGPTに上手く指示を出せていないのか思ったような漫画が生成できず、ストーリーの指示を細かくしたり、コマ割りを作ったりと、皆さん、試行錯誤を繰り返しながら漫画の生成をしておりました。


今回のワークショップで使用したのは、OpenAI社が提供するChatGPT
ChatGPTは、ChatGPT4というバージョンから、画像や音声の読み込みや画像生成の機能が追加れ、現行バージョンのChatGPT4oでは、本当に人間が作ったような、自然な生成をすることができるようになりました。
ワークショップの片づけ中に、とある利用者さんと今回の体験の話をしたのですが、「仏作って魂入れず」みたいな事にならないように、AIに丸投げにするのではなく、あくまでも自身の創作活動をサポートしてくれるツールとして、上手く付き合っていきたいとおっしゃれていたのが印象的でした。
最後に、当日生成した漫画を1つ紹介します
以下の2つのキャラクター画像と簡単な設定を読み込まして、ChatGPTに生成をお願いしました。


読み込ましたキャラクター画像は、1枚が「いらすとや」の画像にPhotoshopで加筆を加えたもの、もう1つがVroidスタジオで制作した3Dアバターの立ち絵だったので、絵柄や等身がまったく違ったので、絵柄や等身は統一して上手く馴染ませて欲しいとChatGPTに頼んでおります。
次に読み込ました設定ですが
〇勇者おやかた
・正義の味方
・ビール(アサヒスーパードライ)が大好き
〇魔王ゴンゾーちゃん
・悪の魔王
・ビール(アサヒスーパードライ)とスイカが大好き
とシンプルな箇条書きのデータをアップしました。
そして、生成された漫画がコチラ↓

簡単な設定と画像ファイルしか読み込ませていないはずですが、ちゃんとストーリのある漫画が生成されております。
しかし、完璧な生成結果というわけにはいかず、、、セリフ部分などの日本語が崩れたり、一部の生成結果がおかしかったので、Photoshopで上から簡単に補正をして仕上げ作業をおこないました。

ChatGPT、凄い!!
ただ、利用者さんが、ワークショップ後にいっていたように、生成AIはとても便利ですが、あくまでもツールですので、何でもかんでもお任せというわけではなく、適切な使い方や活用方法を考えていければと思います。