現在、ネストラボでは、スクイーズの様な商品が作れないか試作中です!
今回はその試行錯誤の一部をご紹介いたします。(ネタバレ:今回は失敗します)
試作品は、アザラシの形をしたスクイーズ!
まずは、Blenderを使って3Dモデリングをおこないます。
最終的にシリコン型を作るに樹脂を流し込む作業工程をイメージして、細い部分や樹脂が流れ込みにくい複雑な形の部分はデフォルメして、モデルリングしてきます。
今回は、目や口、ヒゲ等のパーツは完成後に顔を描いて仕上げることにして、顔のパーツは特徴的な鼻のふくらみの部分のみとしてモデルを制作しました。
顔をわかりやすくする為に、目の周辺に凹みをいれたら、モ○ラの幼虫っぽくなってしましました、、、

3Dモデルができれば、3Dプリント → バリ取り → シリコン型の制作へと作業工程が進んでいきます。


そして、出来上がった、シリコン型がコチラ↓↓↓

ここまで、とても長い工程でしたが、、、
実は、本番はココから!
出来上がった型に、軟質の発泡ウレタンをドバーッと流し込んでいきます。
これで、低反発マクラの様なフワフワのスクイーズができるはず・・・
1時間程度で完全に固まると聞いていたのですが、念のために一晩放置!!
そして翌朝、シリコン型を外してみると
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ん?アザラシの天ぷらかな???
カチカチでフワフワしてない・・・
それどころか、ちょっと、ベタベタしている
樹脂の配合がよくなかったのか?
そもそも、シリコン型に流し込むという製法がよくないのか?
フワフワのアザラシ型のスポンジができるはずが、
カチカチの天ぷらの様なバケモノが誕生してしまいました・・・

いかがだったでしょうか?
今回は、ネストラボで作っている商品の試作作業の一部をお届けしました。
残念ながら、天ぷらモンスターとなってしまった、スクイーズの試作1号ですが、次回は樹脂に混ぜる硬化剤の量を少し変えるなどの工夫をしてみようと思います。
商品開発は根気が大事!(1回目の試作は、ほとんど失敗します・・・)
めげずに、頑張っていきます!!
次回は、試作が成功した時に!