皆さんは、Nano Bananaってご存じでしょうか?
昨今、SNSで流行りまくっている「写真をフィギュア風にした画像」を生成するのに利用されたりしているのが、このNano Bananaです。
今回は珍しく、流行に乗っていこうかなと思います!

真面目に解説いたしますと、、、
「nano banana(正式名称:Gemini 2.5 Flash Image)」とは、2025年8月26日に発表された、Googleの最新の画像生成・編集モデルです。
テキストでの指示だけで高精度な画像生成や画像の一部を編集することが可能なモデルとなっており、
・複数の画像を自然に合成
・同一人物の外見を複数の画像にわたって一貫して再現
・画像内の特定の要素だけを違和感なく加工・修正
といった特徴を備えております。

特に「一貫性」の部分が凄い!!!
従来の画像生成AIが抱える問題の1つとして、複数枚の画像での同一キャラクターやアイテム、オブジェクトの一貫性保つことが難しいというのがありました。
生成した画像の人物のポーズを変えてもらおうとした時に、ポーズを変更した人物の顔立ちや服装、髪型などが少し変わってしまって、変更前後で別の人になってしまうみたいな感じです。
この「再生成すると別人になる問題」が起こりにくく、一貫性を保った画像生成ができるのが、Nano Bananaの凄いところです。

今回の「デジタル技術の無駄遣い」は、Nano Bananaを使って、画像からフィギュアの画像を生成する手順を紹介させて頂きます!

まずは、Google AI Staudioにアクセスし、生成に使用するモデルを「Nano Banana」に切り替えます。
右上の「Run settings」から (おそらくデフォルトに設定されている)「Gamini 2.5 Pro」をクリック
■Google AI Staudio
https://aistudio.google.com


すると、右側から下記の画面がスライドインしてくるので、「Nano Banana」を選択します。


これで、モデルの切り替えが完了です。

つぎは、画像をアップロードしてフィギュア風に加工していくステップです。
まずは、フォームの横にある +マークをクリックし、「Upload File」を選択し画像をアップロードしてください。


画像が読み込まれましたら、プロンプト(呪文)を入力して、「Run」をクリックして生成開始!
今回プロンプトは、こちらの記事を参考にさせて頂きました。

■Nano Bananaで安定してイラストをフィギュア化するプロンプトを公開|てんねん
https://note.com/munou_ac/n/n496f97273aba


そして、、待つこと数分
出来上がった画像がコチラ!!
「ゴンゾーちゃん」が「ゴンゴーちゃん」になっている等、細かなツッコミどころはありますが、キレイに生成できております!
このくらいなら、PhotoShopでサッと修正できるので、サッとイメージを作るうえでは問題ないかなと思います。
※ちなみに、Nano Bananaで修正指示を出すこともできます(ポーズ変更とかも可能)


いかがだったでしょうか?
どんどん進化する生成AI!
ネストラボでも普段の活動に活かしていければと思います!!

【注意】プロンプトの参考にさせて頂いた、てんねん様のnoteでも記載されておりますが、パッケージを生成した場合は高確率で某有名企業のロゴが入ったりしますので、、、生成された画像をご自身のSNSにアップする際は、ぼかしを入れるなどの加工をお願いします。
また、画像の生成につきましては、自己責任でお願いします。


■デジタル技術のプチ活用シリーズ

・3Dプリンター編
https://nlkyoto.jp/archives/2091

・レーザーカッター編
https://nlkyoto.jp/archives/2061

・「ななめちゃん」を立体化しよう!
https://nlkyoto.jp/archives/2890

・動画生成AI編
https://nlkyoto.jp/archives/3199

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